ふるさと納税の返礼品といえば、すぐに思い浮かぶのは家電や特産品かもしれませんが、宿泊券を受け取ることも可能です。
今回は、そんな宿泊券を使って行ける、くつろぎの旅を5つご紹介します。
ふるさと納税で、日頃の疲れを癒しに行きましょう!
目次
1.有名な美肌の湯「嬉野温泉」を満喫する旅
佐賀県嬉野市(うれしのし)に寄付を行うと、日本三大美肌の湯として有名な嬉野温泉を利用できる、1泊2日のペア宿泊券を受け取ることが可能です。コースは3種類あり、寄付額9万円の「松コース」と、6万円の「竹コース」、3万円の「梅コース」から選べます。どのコースを選ぶかによって、利用できる宿泊施設が変わります。
嬉野温泉のお湯は、アルカリ泉とも呼ばれる「重曹泉」。無色透明のお湯にはナトリウムが多く含まれ、肌に触れるとぬめりを感じるようです。温泉から上がると、肌がすべすべした感じになるのだとか。
2.車イス利用の家族も一緒に温泉を楽しめる旅
岩手県八幡平市(はちまんたいし)に30万円以上の寄付をすると、車イスが使えるのであれば、入浴介助つきで要介護状態の方とも温泉に入れるペア宿泊券がもらえます。
国立公園のふもとで源泉かけ流しの温泉にゆっくりとつかり、心身ともにリラックスできます。食事は刻み食の対応が可能なので、自分で用意する必要はありません。
要介護2〜5の方の場合は、安全面のため入浴介助が2人体制になります(別料金・1回4,000円※介護保険適用外)
部屋はバリアフリーで、盛岡駅または近郊まで車イスの乗車が可能なリフトバスやワゴンでの送迎が可能な点も便利です。
3.南国の海に囲まれたジャグジー付きコテージを貸し切る旅
沖縄県恩納村(おんなそん)に38万円以上の寄付をすると、スイートタイプの貸切コテージに最大4名までが3泊宿泊可能になります。
クイーンサイズのベッドが2台あり、1室に4人まで泊まれるので、家族そろっての旅行にもピッタリです。
沖縄らしく、さとうきび畑と海に囲まれてゆったりと過ごせます。夜は星空を見ながらジャグジーに入るのも素敵ですよ!
ミニキッチン付きなので、軽食なら自分で作れるのも便利です。
4.富士山を見ながら入れる展望風呂と季節の海鮮が楽しめる旅
静岡県沼津市に238,000円以上の寄付をすると、フロア専用の展望風呂に加え、タカアシガニや伊勢海老など豪華なシーフード・季節の味覚を楽しめる旅ができます。1泊2日のペア宿泊券です。
展望風呂からは、富士山や、海に沈む夕日などの眺望が楽しめます。特別室のゆったりとした空間ですごすくつろぎの時間は格別ではないでしょうか。
5.神々が息づく悠久の大自然の中でゆったりと過ごすひととき
三重県熊野市に217,000円以上の寄付をすると、熊野の神秘的な自然に囲まれた里創人熊野倶楽部(熊野絵巻・満月プラン)のペア宿泊券がもらえます。
部屋には、「木の国・熊野」の木材を贅沢に使った露天風呂がついているので、他の人に気兼ねなく入浴できるのがいいですね。海・山・里のごちそうとホテル限定の大吟醸大大古酒(昭和63年醸造)が楽しめるほか、みかんジュースと塩サブレのお土産がもらえます。
現地までの往復の交通費などは自己負担となるケースが多い
ふるさと納税でもらえるのは宿泊券(宿泊代・食事代など)で、現地までの往復の交通費などは別途必要なケースがほとんどです。また、宿泊券が届いた後、ご自分で宿泊施設に予約の電話を入れる必要がある場合も多いので、注意してくださいね。
家電や特産品のグルメをもらうのもいいですが、たまにはちょっと豪華な旅を楽しんでみる、というのはいかがでしょうか?