忍者の里に伝わる、シリアルナンバー付き純金手裏剣

By: Damien McMahon
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三重県伊賀市へ500万円以上の寄付で40万円相当(直径9cm、45g)の手裏剣を進呈。その土地の由来を活かした忍者の里ならではの返礼品であるが金の換金性が疑問視され、2015年3月31日に終了。2014年10月スタートからわずか6ヶ月で中止となった。
市場価格:40万円(還元率8%)
話題性が選考してPRとしては大成功したが、還元率は極めて低い。
ちなみに制作した手裏剣5枚(予備1枚含)のうち3枚は、B・N・F(ジェイコム株大量誤発注事件で一躍有名となった個人投資家)が手に入れた。伊賀市は返礼品の中止を余儀なくされたものの、市のイメージに沿った返礼品を制作したことでプロモーションとしては大成功。結果的に金の手裏剣も販売でき、良いブランディングができた好例。
PR用の返礼品はぶっ飛んだ富裕層を狙うべき
運良く富裕層の目(ネタを欲しがるマスコミ?)に止まったため、結果的に成功で終わった金の手裏剣。自治体の持つイメージと、年収400万円の平均的サラリーマンの常識を超えた規格外の返礼品がマスコミに刺さった好例。みんなに共感を得られる内容でなく、少し首をかしげたくなるような返礼品は各自治体用意すべき。