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税制が変わり、"やらない=数万円をドブに捨てる"レベルとなりました
2008年、第1次安倍政権のときに創設された制度であるふるさと納税。2015年4月より税制も変わり、自治体の返礼品の用意も激増、今年は「ふるさと納税元年」となりそうです。なんでふるさと納税をやるべきなのか、簡単に3つのポイントにまとめました。
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1. 実質2000円の負担で、高級食品や旅行券などがもらえる!
例えば群馬県榛東村で1万円の寄附をすると5000円相当のお肉が貰えます。確定申告の後に約8,000円が返ってきます。2,000円の負担で5,000円相当の食材がもらえる、つまりこれだけで3,000円の純増。お金が返ってくるわ高級食材がもらえるは至れり尽くせり。
2. これまでの2倍納税できる!
2015年4月1日より税制改正により寄附できる上限金額が2倍となりました。
例)年収400万円で奥さんが専業主婦(扶養)、小さいお子さんがいる家庭を持つサラリーマンは約38,000円の納税が可能(36,000円還付で戻ってくる)。
3. サラリーマンは確定申告が不要!
これが一番インパクトが大きいです、これまでは年度末に確定申告を個別にする必要がありました。インターネットで簡単にできる時代になったとはいえ、確定申告に対して面倒なイメージは払拭できない人が多いと思います。※合計5つの自治体まで確定申告不要
じゃあなんでいままで話題にならなかったの?
答えはシンプル。やり取りが煩雑だったから。
かつてのふるさと納税の方法は以下。
- 各自治体のホームページを確認して納税先を決める
- 自治体に寄付金申出書を提出(電子メール・FAX・郵送・持参で)
- 自治体より納入案内と納付書が送付される
- 銀行や郵便局で納付(振込手数料は自己負担)
- 自治体より返礼品と寄附金の受領証明書が送付される
- 受領証明書を保管し、年度末の確定申告で提出
こりゃあ面倒くさい。。このやり取りだけで相当の時間を使います。
特産品だけでない!多様な返礼品
地元の食材や特産品などがメインだったが、最近では飛行機のチケットやレンタカー、宿泊券など現地に足を運べるものや、花火大会の特別席や一日町長が体験できるプレミアムをうたったもの、パソコンや自転車など日用品なども出てきており、そのふるさと納税の本体の意向に沿ったものとは異なるが、地元の活性化という点においては意義のあるラインナップになっている。
さあ!もうやらない理由がありませんね!
いまはまだふるさと納税の第一フェーズ。今後は地元へ旅行する、移住を見据えた内容に変わっていくものだと思いますが、まだまだふるさと納税制度は始まったばかり。気になる特産品をもらうなどきっかけはなんでもよいのでまずはふるさと納税をしてみましょう!